電子書籍を出版しました。
育児のイライラを激減させるいろんな工夫を詰め込みました。
Amazon Kindle で発売中!





2013年07月06日

佐々木俊尚さんの「レイヤー化する世界」がおもしろいの巻

 数日前に「レイヤー化する世界」って本を読み終えた。この本は、いくつかの意味でとても楽しめた。この本、マジでオススメですよ!

レイヤー化する世界―テクノロジーとの共犯関係が始まる (NHK出版新書 410)
レイヤー化する世界―テクノロジーとの共犯関係が始まる (NHK出版新書 410)

 まず大きな構成としては、こんな感じ。

プロローグ 現代―― 第三の産業革命が起きている
第一部 中世 ―― 多くの民族がともに栄えた帝国の時代
第二部 近代 ―― 私たちが「国民」になった時代
第三部 未来 ――〈場〉の上でレイヤー化していく世界


 自分は高校の時の社会科は地理を選択したから、世界史についてはあまり詳しくない。でも、この本に書かれてる「中世」と「近代」は、学校教育での世界史とかちょっと違った視点から捉えてるんじゃないかと思った。

 中世から近代にかけての、帝国の時代から国の時代への変化していくところなんか、読んでて「なるほどー!そうなんだー!」とものすごく納得しながら読めた。

 納得しやすい理由もあった。本文のあちこちに「なぜ」が書かれてる。それらの「なぜ」について、時代的な背景も含めて考察してるのを読めば自然と「なるほどー!」ってなってしまう。

 ちょっとだけ引用。

 でも近代になる以前の歴史を振り返ってみると、とても不思議なことがひとつあります。
 それは「なぜヨーロッパ人がそれほどまでに強く大きくなれたのか」ということ。
 ヨーロッパはずっと世界の中心だったわけではありません。中世までは単なる辺境の地、世界の最果てでしかなかったのです。
 ではそのころまで、世界の中心はいったいどこにあったのでしょうか?


 ねーねー?

 これ読んだだけでも先を読みたくなるよねー。

 そして最後の「未来」では、いまの変化しつつある状況を踏まえて、レイヤー化していった世界観が書かれてる。インターネットにより世界中がつながりフラットになる。

 「場」とは、たとえば iTune だったり、Youtube だったり、Kindle Store だったり、Picasaだったりする。最後の方を少し引用。

超国際企業が作る〈場〉。
〈場〉の上でレイヤー化されていく世界。
レイヤー化した世界で、プリズムの光の帯になっていく私たち。
私たちと〈場〉の共犯関係。


 ここだけ引用してもわかりにくいなー。でも、分かる人はピンとくることがあるかも。

 ものすごい変化が始まっているというのは、かなり前に「ぜひ子どもに読ませたい本「ネクスト・ソサエティ」」でも書いてある。この「ネクスト・ソサエティ」のサブタイトルは「歴史が見たことのない未来がはじまる」だったりする。

ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる
ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる

 ドラッカーがこの本を書いたのは、1997年から2002年にかけて。その後、インターネットにより世界が大きな変化を始めた。

 この先、どのように生きていくのかを考えるには、どちらもとてもいい本だと思う。あと10年以上生きるなら読んでおいたほうがいいよ!



←今のランキングは何位?クリックして確認!
にほんブログ村


posted by satoshis at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめアイテム>書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/368411829
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック