電子書籍を出版しました。
育児のイライラを激減させるいろんな工夫を詰め込みました。
Amazon Kindle で発売中!





2008年03月31日

掃除機の科学

 しばらく掃除をしなかったんで、部屋のあちこちにほこりが舞ってた。最近はリビングにいる時間はかなり減ってるのに、なぜリビングにもほこりが舞うんだろうなんて思っても仕方ないことで。人が住んでない家の中でもほこりは積もるもんね。

 そんなわけで、久しぶりに掃除機を出してきて部屋のあちこちにふわふわしてるヤツラを一網打尽にしてやることに。そういえば、最近はすっかり水フィルター掃除機を使わなくなった。なぜだか分からんけど、急激に吸引力が落ちてしまってロクに掃除機として機能してないから。もう一台、スティックタイプの紙フィルターの掃除機があるんで放置してる。でかいから邪魔だ。w

水フィルター掃除機

 もちろん↑のページに引用したトラブルシューティングに書いてある、排気口はチェック済み。HEPAフィルターだって洗ってる。でも復活しない。カスタマーサポートに問い合わせようかなぁ。。。

 水フィルター掃除機が不調なので、結局、紙フィルターのスティックタイプの掃除機を使ってる。処分しなくてよかった。けどこいつもあまり吸引力が強くない。そこで物理学的な見地から、より効率的にゴミを吸い取れる方法を紹介する。

 吸引力が少ないってことは、すなわち空気の流れる速度が小さいということになる。掃除機ってのは、周辺の空気を急激に吸い込むことにより風を起こして、その風によってゴミを吸い込むシステムだから、うまくゴミの周辺で風を発生させてやることが重要になる。

 掃除機による風は常に一定の速度で発生していても、その周辺では 1/f のゆらぎがついてまわる。強い風と弱い風が交互に発生する。ゴミに対して強い風を繰り返しあてることが、ゴミを効率的に吸い込むことにつながる。そうするには掃除機の吸入口をゆっくりと動かすべきだ。

 それから、重たいゴミも強敵だ。吸引力が弱い掃除機は、重たいゴミをなかなか吸い込んでくれない。重たいものを動かすにはそれだけ強い風が必要だから、弱い風ではなかなか吸い込めない。そういうときは、掃除機をできるだけ水平になるように寝かせるといい。ゴミを上の方に吸い上げるように動かすためには重力に逆らうだけの風が必要になるけど、水平にしてしまえば重力とは関係なく、水平方向の摩擦に打ち勝つだけの風で吸い込むことができる。

 掃除機への吸入の方向が斜めになっていると、パイプ内の 1/f ゆらぎのために、風が弱くなった瞬間に重たいゴミは落下を始め、次の強い風でも重力に負けてしまう。水平にしておけば、風が弱いときは摩擦に負けて動きが止まるだけで、吸入とは逆方向にゴミが移動することはない。

 というわけで、掃除機をうまく使うポイント。

 吸入口の部分は、できるだけゆっくりと動かすこと。吸入口を早く動かすと、風は一瞬しか起こらないし、しかも風向きがすぐに変わってしまい、ゴミを吸い取ることができない。

 なかなか吸い取れない重いゴミは、掃除機のパイプからゴミがたまるまでの経路をできるだけ水平にする。重力に逆らわなくていい分だけ、より多くのゴミを吸入できる。



←今のランキングは何位?クリックして確認!
にほんブログ村


posted by satoshis at 19:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 家事>家事を科学する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/91751288
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック