【送料無料】ゆるく考えよう |
もう、表紙に書いてあることからしていろいろとゆるいの。特にここらへんが。
「目標は低く持ちましょう」
「退屈な時間を楽しもう」
「人生は早めに諦めよう」
あとがきからちょっとだけ引用する。
この本には、過去5年間ブログに書いてきたことの中から、ちきりんの考え方が強くでているようなものをピックアップし、大幅な加筆・修正のうえ、新しい原稿も加えたものです。自分も含め多くの人が捕らわれがちな規範(といわれているもの)の滑稽さ、バカバカしさを表現してみました。読者の方だけでなく、自分に向けても「つまらない規範から逃れて自由になろう!」というメッセージを送りたかったのかもしれません。
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普通、ブックレビュー的なことは別のブログに書くんだけど、この本はこっちで書かなきゃって思った。というのは、子どもに読ませるべきだと思ったから。
さっそく、子どもに紹介してみたら、上の子がいきなりハマってる。常識的な観点とは違ったところから日本や世界、世間を見たときにどう見えるのか。なぜそう考えられるのか。思考実験としてもとても価値があるし、こういう考え方のトレーニングをすることで、さらに違う観点での思考実験を思いつくかもしれない。
現在は、情報化社会とか少子高齢化とかグローバル化とか、いろんな変化が一気に起きている。200年前の産業革命以上の大きな変化が始まっている。その状況の中で、勉強して少しでも安定した企業に就職しようみたいな、過去の常識にはあまり意味がない。現実的に(社会の変化に追いつけなかった)企業が次々に倒産しているし、今後は企業の寿命なんてもっと短くなるんじゃないかと思う。
これから社会が大きく変化していくということを、子どもたちに教えておかなきゃいけない。子どもたちは敏感だから、変化には薄々気付いてるんじゃないかと思うけど、それを具体的に教えてやるのに、この本はとても適している。しかも、「4 仕事をたしなみ、未来をつくる」ってところには、具体的ではないけれど、どのような条件を満たしてる仕事が求められるのか、きちんと示してくれてる。
そこだけ強調してしまうと、筆者ちきりんの意図とずれてしまうような気がするけど。
価値観が多様化していく時代だからこそ、その多様化をいかに受け入れつつ自分の生きる道をゆるーく指南してくれる本。子どもはもちろんなんだけど、あと20年以上は働くことになるであろう、50歳以下の人は読んでた方がいいに決まってるから!
そんじゃーね!
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