このしこりに気付いたのは何年前だか忘れた。以前はもっと小さかった。それがだんだん大きくなってきた。痛みとかないんで放置しててもよさそうだけど、変な腫瘍だったりするとイヤなので、専門家に診てもらうのが一番かと。
呼ばれて診察室に入って肩を見せたら即断。
「アテロームですね。」
紙に図を書いて説明してくれた。要するに、皮膚の一部が陥没して、皮膚の下に袋状のかたまりができているらしい。袋の内側は皮膚なので、新陳代謝で角質が袋の内側に溜まっていく。だから徐々に大きくなっていく。
ぐぐってみたら、詳しいところが見つかった。
≫皮膚科Q&A:第17回:アテローム(粉瘤)
いろいろと説明を聞いた後、いきなり聞かれる。
「今日、取りますか?」
「そんなにすぐできるんですか?」
「手術は15分くらいです。」
「いくらくらいかかるんですか?」
「1万円ちょっとです。」
「取らなかったらどうなるんですか?」
「少しずつ大きくなって、圧迫で痛みがでたりします。」
「あと、内部に雑菌が入ると化膿して激しく痛みます。」
「取るんなら早い方がいいんですかねー?」
「そうですね。」
というわけで、早速切ってきた。まずは麻酔から。
「歯医者さんで、お酒をたくさん飲む人は麻酔が効きにくいと聞いたんですがー。」
「たくさん飲むんですか?」
「はい、毎日飲んでます。」
「じゃあ、多めにしておきます。」
局部麻酔のあと、肩の辺りでごりごりと切っている感触が振動つーか圧迫感で伝わってくるのがわかる。取り出した袋状のかたまりを見せてくれた。直径2cm弱の丸くて白っぽいかたまり。
その後、縫合を始めた。何針縫ってんだか。何本かの糸を使って縫っていた。
「切ってるんですから、麻酔が抜けると痛いんですよねー?」
「はい、痛み止め出します。」
「あ、今日だけはお酒を飲まないでくださいね。」
いきなり禁酒を宣告された。。。
しかたなく、今日はプーアル茶を飲みつつブログを書いてたり。

にほんブログ村 ←
(^^;)