そろそろ育児書は不要かなと思いつつ、つい買ってしまったのがこの本。

マンガでわかる子どもが一週間で変わる親の「この一言」―子どもがどんどん“やる気”を見せます!
「マンガでわかる」ってタイトルにあるけど、全体の割合からすると半分くらいが文章で、残りの半分がマンガや挿絵って感じ。文章で説明してあって、マンガや挿絵で親子で話たりするシーンを再現してるから、分かりやすいといえば分かりやすい、ような気がする。
内容的には、多くの育児書に書いてあることとそんなに変わらない。褒めて育てるとか、子どもが傷つくような言葉を使わないようにするとか、他の子どもと比較するなとか、Yes/No以外の答えが返ってくる質問をしようとか。
読みやすいので、1時間もかからずに全部読めた。
この本の中で特に参考になったのは、「子どもの『いじめ』にはこう向き合う!」ってところ。育児書はいろいろ読んだけど、いじめの対処方法を書いてある本ってあんまりなかったような気がする。
「いじめのサイン8つの兆候」ってのも書かれてて、サインに気付いた時にはどのようにこどもに向き合えばいいのかというアドバイスもある。
全体的には小学生くらいまでの子どもとのコミュニケーション方法が多いけど、いじめの部分だけは高校くらいまで使えるんじゃないかなー、って思った。
読みやすいし内容も的確だし大切なことはだいたい書かれてる。
子どもとのコミュニケーションしていく上で、こういうのはよくて、こういうのはダメっていうのはホントにあって、必要なことさえ知ってれば、日常的にちょっと気を付けているだけで親子関係がかなり良くなる。
Amazonでも100円(+送料250円)で古書の出品がたくさんあるので、小学生くらいまでのお子さんを持つ方はぜひ!

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