
内容的にも特に難しいことを書いてるわけではないんで、さくっと短時間で読めた。
読んでて山のような反省点が。。。
(;・∀・)
この本では、「面倒くさがりや」を2つのタイプに分類してる。ひとつは「堕落型面倒くさがりや」で、もうひとつは「先行型・変革型の面倒くさがりや」。
面倒くさいことって、放置してると面倒くささがだんだん巨大化していく。例えば虫歯ができた場合。虫歯を発見して早めに治療に行けば1日で治療できたりするけど、歯医者に行くのは面倒くさいと言って放置してると、虫歯は巨大化して治療するには費用も時間もたくさんかかることになってしまう。
放置してるとさらに面倒くさいことになるのが嫌なので早めに治療してしまう人のことを「先行型・変革型面倒くさがりや」と呼び、面倒くささを巨大化させてしまう人を「堕落型面倒くさがりや」と呼んでいる。
ひとりの人が完全にどちらかに分類されるわけではなくて、たぶん、ある面では「先行型・変革型面倒くさがりや」であっても別の面では「堕落型面倒くさがりや」って人も多いのではないかと思いつつ読み進めた。
で、ちょっと引用。
また、本書では55個の法則を紹介していますが、手近な目標として1日1個ずつ実践するようにしてみてください。目次にチェックボックスをつけていますので、クリアできたものをチェックしながら読み進めるとあなたの人生は確実に変わっていきます。
この55個の法則ってのが簡単に実践できるかというと、簡単に実践できることもたくさんあるけど、実践するのが微妙に難しいことも意外とある。
例えば、最初に書かれてる「法則01」の「目標をつくる」のを例に考えてみる。まず冒頭の部分を引用。
わたしは仕事もプライベートも、すべて目標をつくるようにしています。目標もなしに行動すると、面倒くさいことが起きるに決まっているからです。
その後で海外旅行を例にあげて、事前に行き先=目標を決めて、チケットや宿泊先を予約し、観光スポットを調べておき、挨拶などの現地語をマスターしておけば、旅先での面倒くさいことをかなり回避できるとしている。
「すべて目標をつくる」って書かれてもどの程度のすべてなの?ってなるよね。
その後には、「法則02 相手の話を聞く」とか「法則03 やる気を下げない」とか「法則04 変えられないものに執着しない」などの、実践しやすい内容が続いてるから、法則01をスルーしとけばできそうだなー、って気がしてくる。
でも、これってひとつひとつを頭に入れてないと、適用可能な局面になっても気付かないで実践できなかったーなんてことになりがちな気がする。
こういうのを日常生活で実践しやすくするにはどうしたらいいんだろ?
従来的なやり方だと、毎日クリアすべき課題を決めて、地道にひとつひとつをクリアして身につけていくんだろうけど、もっと効率的に実践するために、適用可能な局面になったら「こちらをどうぞ」みたいにサジェストしてくれるような仕組みが作れるともっと楽なんだけどなー。
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↓

面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則

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