窓を開けないで放置しておくと、2階の室温は40℃を超えていた。
高気密高断熱住宅というのは、冬に暖かく過ごすための家であって、伝統的な日本家屋のような、夏を涼しくするための住宅ではなかった。
建てた年の夏から、なんとかならんものかと思ってたところ、住宅メーカーから届く雑誌を見てて、「強制排気ファン」ってのがあることを知った。
工事費込みで2万円くらいってことだったので、さっそく設置してもらった。
我が家は2階にロフトがあるので、ロフトの奥に設置した。
設置当時の写真がこちら。

これが強烈に効果があった。
毎日40℃を超えていた2階の部屋が、33℃にしか上がらなくなった。
要は、強制排気ファンで室内の暑い空気を屋根裏に排気するのね。
これの何が良かったかって、屋根裏に空気を入れ続けるので、直射日光を受けた屋根で暖められた屋根裏の空気が、屋外に排出されるのよね。
排出された空気が屋根裏の空気を冷まして屋根の熱を2階の部屋に入れないための断熱材になってくれた。
設置した当時に書いた日記がこちら。
≫ 夏の高気密高断熱住宅
冷房のためのエアコンで、夏の電気代が3万円くらいかかってたんだけど、強制排気ファンの工事費がひと夏でもとをとれた。
戸建てで2階の夏の暑さをなんとかしたい方は、試してみる価値あると思うよ!


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