当時乗っていた車がこちら。
1985年ごろから発売された、ISUZU GEMINI という車を、ドイツのイルムシャーというチューニングメーカーが手掛けたものです。


昔、「街の遊撃手」というキャッチコピーのCMで話題になっていた車です。
これだと後部座席に2個しかチャイルドシートを取り付けられないので、子ども3人だと乗せられないのでした。
そこで考えたのが、いわゆるワーゲンバスです。
正式名称は「フォルクスワーゲン タイプ2」。
これ。

さっそく車を見に行きました。
しかし、実際の車を見てみると、子どもを乗せるためのファミリーカーとしては致命的な欠陥がありました。
後部座席に入るためのドアが、車の右側にあるんです。
なんということでしょう!
車道側だけです。
左側にはドアがないんです。
さすがにあきらめました。
仕方ないので別の車を探すことにしました。
普通に探すと3列シートのミニバンみたいな選択肢になるわけです。
そうすると、3つのチャイルドシートをどのようにレイアウトするのかという問題が出てきます。
2列めに2つを取り付けることができたとして、もう1つは?
助手席?それとも3列目?
そういうのを考えると、非常に使い勝手がよろしくない。
何かいい車はないものかと探していたときに見つけたのがこちら。
変な車ですね。
でもシートレイアウトが秀逸なのです!

後部座席の3席がそれぞれ独立しているので、3つのチャイルドシートを並べて取り付けることができます。
画期的です。
購入決定。
しかし、そのころは日本では販売されていなかったのです。
オートトレーディングルフトジャパンという会社に依頼して並行輸入で購入しました。
いざ発注したところ、前の席の3つのシートのうち中央がシートではなくて冷蔵庫になっているモデルが入荷してしまったんだとか。
そのままでは車検証にも5人乗りで登録されてしまう。
いやいや、6人乗りじゃないと困るから。
国内で別に入荷している同車種から、前列中央のシートをもらってきて、冷蔵庫はそちらの車に移してもらうことで、無事に6人乗りをゲットできました。
いまさらのようにこんなこと書いてますが、たまたまこういう商品を発見したので、ファミリーカーを購入した思い出を書いてみようかと思ったわけです。

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